西穂高岳(2909m)登山 8月4日〜5日 実施報告 |
8月4日AM6:00、23名が5台の車に乗り松本を出発。AM7:00沢渡で3名が加わり、タクシーで上高地へ向かう。上高地アルペンホテルで1名と合流し、総勢27名でAM8:30西穂高岳登山口を出発する。 台風5号通過後も相変わらずの曇天模様。うっそうとした林の中、ジグザグの急坂を登る事3時間、途中小雨が降り出す。低木帯を抜け、焼岳からの道と合流して30分登ると、PM12:00西穂山荘に到着、泊す。 山荘内で昼食を摂る間に、雨は本降りとなり、今日の登山行動を諦める。全員食堂に集まり、自己紹介や山の唄を合唱して、交流を深める。 |
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林の中、ジグザクの急坂を登る |
流れる霧の中、後方に焼岳を望む |
私達の影がブロッケン現象となる | |
8月5日濃い霧の中、AM6:05山荘を出発。30分程登ると霧が流れ、焼岳、霞沢岳、そして笠ケ岳が望まれ展望が広がる。朝陽に照らされた霧雲に、私達の影がブロッケン現象となって、虹の輪を作りだした。 |
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シャクナゲ |
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チシマキキョウ |
ミヤマアキノキリンソウ |
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西穂高岳山頂を目指し、痩せた岩尾根を登る。 |
岩尾根のクサリ場を通過する | |
登り1時間で独標を通過し、いよいよ西穂高岳特徴の岩の痩せ尾根を登行する。前方仰げば、山頂までの険しい山稜が続き、振り返れば、登ってきた岩峰のピークが眼下に望まれる。
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険しい山稜が続き、振り返れば、登ってきた岩峰のピークが眼下に望まれる。 |
山頂まで急峻な岩場が続く | |
急傾斜の岩場30mを這うように登りきると、AM9:05西穂高岳山頂2909mに27名全員見事に登頂する。「バンザーイ!、おめでとう」。厳しい登攀に互いの健闘を称え、笑顔で握手を交わす。しかし展望は効かず、穂高岳主峰や槍ヶ岳も雲の中だった。 |
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急傾斜の岩場30mを這うように登る。 |
AM9:05西穂高岳山頂2909mに27名全員見事に登頂。 | |
AM9:30下山を開始。登ってきた痩せ尾根の往路を引き返し、下降する。PM12:00西穂山荘に到着。途中、遅れて来た1名の参加者も登頂し、山荘で昼食時合流する。ほっと一息している参加者に、西穂山荘の村上社長より挨拶を頂き、冬の魅力も語ってもらいました。 |
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ハイマツ帯の岩礫道を下山する。 |
西穂高山荘の村上社長より冬の魅力も語ってもらい、記念撮影。 | |
PM12:50山荘を後にし、鳥がさえずる森林の中の急坂を下降。PM3:15上高地の登山口へ無事下山する。上高地アルペンホテルで、ひと風呂浴び、さっぱりしてPM5:00タクシーで沢渡へ向かい、PM5:30沢渡からは、車に乗り合わせ、松本で最終解散とした。ご苦労様でした。 |
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痩せた岩稜線のスリリングな登攀に、緊張感と高度感を味わう登山だった。 |