八ヶ岳縦走登山−赤岳・阿弥陀岳縦走
6/28〜6/29 実施報告
 6月28日AM6:00参加者25名が、5台の車に同乗し松本を出発。中央高速道を走り、諏訪南インターからは、八ヶ岳の広大な裾野を登る。美濃戸口で2名と合流、美濃戸付近の駐車場に車を置き、AM8:00総勢25名で登山を開始。上空は曇天模様。新緑の林道を小一持間歩き、川沿いの登山道を登ると、霧雲に見え隠れする横岳大同心の岩峰が、前面に近づいてくる。
川沿いの登山道を進む 林床に咲くスミレ 横岳大同心の岩峰がそそり立つ
 AM10:00赤岳鉱泉到着。小休止後、赤岳方面の山際をトラバースするように登り降りし、AM11:00行者小屋へ到着。昼食を摂る。AM11:40行者小屋から地蔵尾根の急登路を登り、稜線を目指す。
登るにつれ一気に高度が上がり、低木帯に出ると登山道脇には、薄紅色の山桜、コイワカガミ、オサバグサなどが咲き競う。森林限界からは、岩稜の急登路を足場を確認しながら登り、ようやくPM1:15霧が覆い始めた主稜線に登り出る。
地蔵尾根の急登路を登る 薄紅色のコイワカガミ  岩稜の尾根を慎重に登る
 稜線上に建つ展望荘脇で風を避けて一休みし、いよいよ主峰赤岳への登りに取りかかる。急斜面の岩稜脇に、ハクサンイチゲ、チョウノスケソウ、オヤマノエンドウなどが色鮮やかに咲き、登山者を慰めてくれる。AM2:05赤岳山頂2899mに全員登頂。遠望は効かないが、山麓の清里方面が望まれる。この日頂上小屋に泊す。夕暮時、厚い雲間から、南アルプスの峰々が、その巨大な姿を垣間現す。
イワウメ ハクサンシャクナゲ  オヤマノエンドウ  チョウノスケソウ
ミヤマタネツケバナ  ミヤマダイコンソウ 写真上の白花はハクサンイチゲ
展望荘脇から望む主峰赤岳2899m  赤岳岩稜線を鎖を頼りに登る
頂上直下の岩尾根を辿る  PM2:05全員見事登頂「バンザーイ!」
6月29日夜来からの雨が降り続く。天候回復を諦め、全員雨具を着用しAM6:30出発。中岳を経由して行者小屋方面へ向かう。頂上直下のハシゴ、鎖場を用心して下降し、中岳手前の最低鞍部まで降りて、一休みする。誰かがハイマツの陰に、雨露に濡れる一輪のクロユリを発見する。その可憐な姿に何か勇気が湧いてくるようだ。
雨中、赤岳頂上直下を下降する AM8:05阿弥陀岳2805m全員見事登頂する
中岳を経由して、阿弥陀岳手前の鞍部にザックを置き、頂上を目指す。視界の効かない降雨の中、岩稜に取り付く。要所にハシゴ、クサリが取り付けてあり、それらを頼りに登る。AM8:00全員見事登頂する。風雨の頂上を10分ほどの滞在で下山開始。
鞍部の分岐からは森林帯を降り、AM10:00行者小屋に到着。雨を避けた庇の下で昼食弁当を摂り、安堵した後のすきっ腹を満たす。AM11:30赤岳鉱泉。PM1:15美濃戸山荘に全員無事到着。この頃になってようやく雨が上がってきた。ここから昨日と同じ路を辿り、美濃戸口で2人と別れ、PM2:30松本へ無事到着。解散とした。「困難な登攀を仲間と共に登る喜びを味わった」登山だった。