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2006 平成18年度 事業報告
1) 文化事業プロジェクト
4/1〜19.3/16 乗鞍高原湯けむり館にて、ネパール工芸物産展示販売を開催。
4/25〜11/15 市営上高地アルペンホテル、市営上高地バスターミナル2F食堂にてネパール工芸物産展示、販売を開催。
4/28〜5/5 伊勢町パルコで松本市主催姉妹都市写真展に写真提供。5点
5/31〜11/12 市営上高地バスターミナル2F会議室にて「ヒマラヤの青い空とカトマンズ」
作品A1サイズ(594×841)、A2サイズ(420×594)の写真展開催。30点
6/2〜6/4 内田良平山岳写真教室を徳沢ロッヂ泊で上高地〜徳沢にて開催。
8/19〜8/20 内田良平山岳写真教室講評会を、松本市島内のMHC会員近藤宅で開催。
9/24〜10/31 内田良平山岳写真教室「作品発表会」開催。作品A2、A3サイズ 40点
9/28 MHC姉妹都市文化交流事業Mウィング3-2 PM6:30〜9:00 40名参加。
「カトマンズの世界文化遺産と伝統的な街づくり」−歴史、保存、維持修繕、周辺整備と新しい街づくり、観光との関わり−について、カトマンズ市役所からの豊富な資料による鈴木理事長の報告講演。・・小冊子は、貴重な資料となるでしょう。
10/24 MHC姉妹都市文化交流事業Mウィング3-2 3-1PM6:30〜8:40 90名参加。
       「カトマンズの調べと夕食会」上諏訪駅前の「ネパール・インド料理レストランひまらや」の協力で、本格的ネパール料理を提供。大好評を博しました。
12/2 「MHCネパール文化紀行」の壮行会を“居酒屋しづか”で開催。坪田助役より激励の挨拶をいただきました。
12/8〜12/10 松本市主催国際姉妹4都市の紹介展示会Mウィング2Fで開催。
MHCより、ネパール伝統工芸品が展示販売されました。
12/27〜19.1/3 MHC姉妹都市文化交流事業「MHCネパール文化紀行」を参加者13名で実施。
ネパール・カトマンズの文化遺産を探訪し、ヒマラヤの壮大さに魅了されMHC奨学生と面談し、姉妹都市交流の責任も果たして来ました。
1/12松本市坪田助役へ報告。1/27「しづか」で慰労会開催。
1/24〜1/30 MHC登山講習経過報告写真展NHK松本支局1FホールA2、A3サイズ55点
2005年度、2006年度の登山講習の写真展示と映像が放映されました。
3/20〜3/25 260名が参加した「2006MHC登山講習」と13名が参加した「ネパール文化紀行」報告写真展がMウィング2Fで開催。同時にネパールの手工芸品の展示と販売が行なわれました。450名以上の来場者があった。
4/1〜19.3/31 MHC松本本部事務所にて≪小さなお買い物で大きな国際協力≫ をテーマにネパール物産品を展示紹介し、希望者に販売する。
2) 山岳スポーツ振興事業プロジェクト
@ 登山並びにエベレスト撮影紀行説明会
2006.5/13 開講式
6/15 夏山登山説明会
9/5秋山登山説明会 Mウィング
2007.3/24「登山の準備と心得」と2007MHC登山日程説明会 
A 「2006MHC登山講習」2006年5月〜2007年3月
共催 : 松本市、後援 : 長野県教育委員会 他
目的
現在、北アルプス等を初めとする日本の山々では、一頃の中高年登山ブームから、若人の関心を集める幅広い年齢層による市民登山の時代が到来しています。 山岳遭難を未然に防ぐことも願い、「安全でより楽しい市民登山」とするために、系統的に登山技術を習得し、山岳の知識と登山の楽しさを学べる市民参加による「2006MHC登山講習」を開講。
事業内容
市民参加を募り、北アルプス等で年間を通じ、月1〜3回程度の割で実施し、ヒマラヤ高所登山経験豊かなインストラクターを招き、春夏秋冬の登山での登り方と用具の使い方そして登山の準備と心得、また酸素希薄な高所での初歩的な医学や栄養学の知識も学ぶ。
講習場所、期間
@ 雪の乗鞍岳(3026m)を登る5/3〜4 参加数4名
A 新緑の上高地を歩こう5/27〜28 参加数9名
B 内田良平山岳写真教室 残雪の穂高岳撮影紀行6/2〜4 参加7名
C 残雪の槍ヶ岳(3180m)登山 6/10〜11 参加数9名
D ザイル講習6/17〜18 参加数8名 救助や安全登山を学びます
E 八ヶ岳(硫黄岳・横岳・赤岳)南部縦走6/24〜25 参加数27名 
F 乗鞍岳(3026m)登山と乗鞍高原滝巡り7/1〜2 参加数7名
G 雲上の3000m稜線花の槍ヶ岳(3180m)登山7/15〜17 参加数23名
H 安曇野の金字塔常念岳と花の蝶ヶ岳縦走登山7/29〜30 参加数17名
I 岩の殿堂剣岳・立山縦走登山8/12、13、14 参加数26名
J 日本最高峰 富士山(3776m)登山 8/26〜27 参加数15名
K 穂高岳連峰縦走登山《健脚者向》9/16〜18 参加数20名
L 南アの名峰 甲斐駒ヶ岳(2966m)を登る 9/30〜10 参加数28名
M 晩秋の燕岳、紅葉と温泉 10/14〜15 参加数13名
N 紅葉の上高地ゆったり紀行 10/28〜29 参加数8名
O 新雪の常念岳(2857m)を登る11/4〜5 参加数12名
P スノーシューで行く上高地・乗鞍高原2/10〜11 参加数20名
Q 初心者雪山講習 白銀の硫黄岳(2765m)を登る。3/10〜11 参加数4名 
  登山講習参加者総数  257名(2006/5〜2007/3)
講師・スタッフ (敬称略)
内田良平  日本を代表する山岳写真家の一人 
ゲル・ラマ・シェルパ エベレスト登頂2回、ザイルワーク講師
鈴木雅則 MHC理事長、登山講習の責任者 、
MHC山岳委員 太田、大平、高橋、河西、中澤、原田、古幡、松岡、
山田、赤羽、関口、田村、横尾、他アルバイト。

事業の効果 

受講された参加者は、系統的な登山技術の習得と、初歩的な医学、栄養学の知識も得て、あらためて安全登山についての認識を深め、山岳に対する豊富な知識と経験を積んだ愛好家として、又登山パーティーのリーダーとして、成長されたことでしょう。  
また Mウィング展示場で、延べ257名が参加した2006MHC登山講習報告写真展を開催する事ができ、450名以上の来場者があった。新聞、TVにも報道され、多くの人に関心をもたれるようになり、長野県の美しい山岳があらためて認識された

 2006MHC姉妹都市文化交流事業 ネパール文化紀行 

ヒマラヤを仰ぎ見る古都カトマンズ探訪・アンナプルナ山群展望ハイキング・釈迦生誕の地ルンビニ訪問8日間・・12/27〜1/3 長野県、松本市並びにマスコミ各社の後援
松本市民をはじめとする13名が参加し、2006年12月27日(水)から2007年1月3日(水)に実施致しました。参加者一行は、白銀のヒマラヤを展望しながら、ネパールの8つの世界文化遺産全てを訪ね歩き、日本の文化との深い関わりに感銘を受けながら、松本市と姉妹都市カトマンズ市との友情を深める市民交流の責任も果たして参りました。

3) 国際協力推進プロジェクト
@ 国際協力事業基金の積立
寄付金、講演料、文化事業、物産展示販売の収益そしてMHC登山講習の参加費の一部が国際協力事業基金に積立てられました。私達の小さな活動がネパールの青少年の教育の為に役立っています。 
 
A カトマンズのカレッジへ通学するクムジュン校を卒業した勤勉学生への奨学金及び奨学金事務局運営費支給 
MHC奨学生基金 12名×(Rs2,000/月×12ヶ月)= Rs288,000 約460,800 円。カトマンズ盆地に在る短期大学へ進学する勤勉学生へパサンダワ事務局長が1人づつ、そして1ヶ月毎に、学校生活の様子を確認し、2006年度は1人Rs 2,000/月支給。奨学金事務局運営費 Rs30,000/年 約48,000 円。加えて、MHCKT奨学金事務局運営費 Rs30,000/年を12名の世話をするパサンダワ氏へ。
☆ 11期生(2006年9月〜2007年8月)
1 Mr Mingma Tshering Sherpa , becholar second year for the Hotel Management course.
ミグナ・ツェリン・シェルパ  Prime College
2 Mr Tshering Dorjee Sherpa , becholar third year course for the Travel and Tourism Course.
ツェリン・ダルジ・シェルパ National College
3 Ms Kunga Tashi Sherpa , certificate second year for the Fashion and Designer Course.
 クンガ・タシ・シェルパ  Namuna Collage
4 Mr Dawa Tshering Sherpa , certificate second year for the Travel and Tourism Course.
ダワ・ツェリン・シェルパ Brokfield Collage
5 Mr Arju Kathyet certificate second year for the Management Course.
 アジュン・カセット Relian InterNational Academy 
6 Miss Fu Doma Sherpa first year Course for the Hotel Management 
フ・ドマ・シェルパ Reliance International Academy 
7 Miss Kanchhi Phuti Sherpa first year Course for the Education 
カンティ・プティ・シェルパ Pashupati Multiple Campus 
8 Mr Kancha Nuru Sherpa  first year Course for the Education 
 カンチャ・ヌル・シェルパ  Pasang Lhamu Sherpa Memorial Collage 
9 Mr Chheten Tashi Sherpa  first year Course for the Huminities and Thanka Painting 
チェティン・タシ・シェルパ  Brilliant Multiple Campus 
10 Miss Phura Yangji Lama first year Course for the Hotel Management 
プラ・ヤンジ・シェルパ  Kumari Boarding Higher Secondary 
11 Mr Pasang Tshering Sherpa BA three years for the Thanka Painting
バサン・ツェリン・シェルパ course  Brilliant MultipleCampus
12 Mr Sonam Phinjo Sherpa BA three years for the Thanka Painting course course
 ソナム・フィンジョ・シェルパ Brilliant MultipleCampus
彼らは、エベレスト山麓の村を家族と離れ、200km離れたカトマンズで単身勉学に励んでいます。卒業後は、彼らの生活向上と村の発展の為尽くします。
B 2002年3月15日よりクムジュン校の学生寮、食堂、台所、シャワー室、水道引き込み工事(600m)等の工事を展開。建設の主な資金が、外務省本省から33,998ドル(約440万円、)が支給され、2002年7月4日建物引渡しを行いました。総工費約510万円。現在、運営費の一部負担をしています。
・電気代50% Rs5,000/月×12ヶ月=Rs60,000 約96,000 円・・MHC学生寮、食堂、台所の電気代です。
・学生寮教師2名の宿舎舎監費用 Rs12,000/年 約19,200 円・・学生寮に同居します。
  2006年度クムジュン校新学生寮入寮生名簿(17名) 
 
   氏  名 クラス  出身地   
 1 Phura Doma Sherpa   10  Phortse ポルツェ 
 2  Pema Jangmu Sherpa  10  Phortse  
 3  Tashi Futi Sherpa   8  Phortse  
 4  Dawa Phuti Sherpa   7  Phortse  
 5  Ngawang Thakpe Sherpa   9  Gumela  
 6  Lhakpa yangji Sherpa   7  Phortse  
 7  Pasang Lhamu Sherpa  10  Thame  ターメ
 8  Sonam Dorji Lama   8  Thame    
 9  Mingma Doma Tamang   7  Pangboche  パンボチェ
 10   Pasang Jangmu Tamang   6  Pangboche  
 11  Phura Sona Tamang   7  Pangboche  
 12  Chheten Doma Tamang   7  Pangboche  
 13  Sonam Kunga Sherpa   7  Pangboche  
 14  Mingma Tshering Sherpa   9  Pangboche  
 15  Mingma Yangji Sherpa   6  Pangboche  
 16  Bhavindra Rai   9  Waku  
 17  Pasang Kami Sherpa  10  Phortse  
         
  学生寮同居の教師
Padam・K・Rajbhandari 
Upendra・K・Saha
     
 
C MHC医学生奨学基金(M・K基金)2004年度から支給
12ヶ月分=120,000円 約Rs70,000 ⇒松本の医療法人から支援金が出ています。  
 
D MHCカトマンズ支部運営費 
150,000円 約Rs88,000/年 ・・MHC理事大河原由紀子カ支部長へ
大河原さんが経営するカトマンズ市内のヒマラヤン・ジャーニー社の事務所並びに機器を借用しています。